パンダはカワイイから仕方ない

マエダの趣味に関する話題のもろもろです。

正式版発売前の 「ローグライクハーフ」『黄昏の騎士』を 遊んでみた(狡猾な魔術師編)

 

ローグライクハーフ 詳しくはこちらの紹介をお読みください。

https://thmda.hatenadiary.jp/entry/2023/04/09/123523

 

ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』 /FT書房 作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ(発売前公開版)

ローグライクハーフ」基本ルール入手先URL。https://booth.pm/ja/items/4671946 

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2023/05/22発行 規約準拠 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_TOS.pdf

 

基本ルールは無料で公開が継続されていますが1stシナリオ『黄昏の騎士』は製品版の発売は夏ごろ。基本ルールの公開先で今も『黄昏の騎士』の発売前版(一本道モードのみ)が公開されています(2023/05/23時点)。

 

プレイ環境に関しては私はスマホでダイスアプリとGoogleスプレッドシートに記録を取りながら遊んでいます。

 

プレイログを読まれていて気になるルールの扱いが有るかもしれないのでローカルルールも記載しておきます。

 

ローカルルール

 

・ランタンの維持について

従者で戦わない有料の従者はランタンが持てる、戦う従者が持つ時は技量点-1で片手で扱える武器は使える。呪文の詠唱には影響はない。ランタンを持つ戦う従者はラウンドの開始時に戦闘に参加しないを選択出来る。0ラウンドで呪文を詠唱するには戦闘への参加が必要。戦闘に参加しない時は戦わない従者扱いとする。

 

・装備品について

スタート時に【武具創造】で身につけた装備による補正を加えた主人公の生命点を最大値として装備品の数を決める。装備品が失われた時はその時の生命点の最大値が適用される。

 

・宝物表について

戦闘をしない場合に【歓待】、【友好的】の時は協力を得る事で宝物表が振れる。【中立】では振れない。

 

これまで3人の主人公を紹介して色々と映えるシーンが生まれたのでミニチュアを使ってシーンの撮影もローグライクハーフの楽しみ方に加えたいと思っています。

 

 

 

さ それでは以下からネタバレとなるプレイログへと進みましょう。

 

 

------------------プレイログ【ネタバレ注意】までの合間----------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】----------------

 

キャラクター

 

今回の6人目の主人公は技量点1、残りを魔術点に全部注いだ魔術点8の魔法使い。【武具創造】で両手槌と板金鎧を着込んで生命点6、魔術点6で【攻撃ロール】+2、【防御ロール】+2で短期に勝負を決める狡猾そうな魔術師となりました。呪文は【気絶】【火球】【氷槍】【武具創造】。

 

従者は兵士4人、弓兵1人、斥候1人(ランタン持ち)、ランタン持ち1人。

 

斥候の【器用ロール】でお宝増量狙い、弓兵の先制攻撃頼みを止めて肉盾の兵士重視としました。

 

 

プレイログ

 

一周目 

1部屋目 66 『冥界の拷問人(Abyssal Torturer)』

 

地下迷宮の一部屋目にいきなり『デーモン』 族のLv7の強いクリーチャーが待っていて慌てる兵士達!

 

狡猾な魔術師はニヤリと「魔術点が高い時に出会えてラッキーだったな」と氷槍で生命点を削ってLv5に落とした所を弓兵が仕留めてLv4に。

クリーチャーからのプレッシャーが下がって攻撃回数も2回となって1ラウンドには倒してしまう。

「これは幸先良いっすね」と喜ぶ斥候と主人公は魔法のアイテム『換石の杖(3回)』と金貨25枚を見つけて次へと進んだ。

 

 

一周目 

2部屋目  21 『レラヴィリアの里人(Villagers of Relavilla)』

【歓待】を受けて斥候が語る武勇伝に期待を込めて地下迷宮を安全な棲家にして欲しいと金貨80枚を受け取り次の部屋へ。

 

一周目 

3部屋目 54 『低級死霊(Apprentice Reaper)』

 

突然の叫び声にも【幸運ロール】に成功した一行は冷静に狭い部屋を見渡すと3体の死霊がこちらへ襲い掛かってくる。

「みんな下がっていろ」と主人公が【火球】の呪文を唱えるとサイコロ4に魔術点5点で狭い部屋いっぱいに充満して丁度3体を焼き尽くしてみせた。

 

 

一周目 

4部屋目 中間イベント 『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

 

不意打ちに主人公と斥候が気付かず主人公は武器を盗まれてしまう。

 

敵が3人だったので主人公は兵士達に任せて【防御ロール】+22人の盗賊の攻撃を凌いで1ラウンドで倒す事が出来た。無事に武器も戻ってきて次へと進む準備をする一行。

 

「俺たち最強っすね!」と喜ぶ斥候、30枚づつ金貨を見つけてここまでで合計金貨155枚となってホクホク顔だ。

 

一周目 

5部屋目 45 『警報(Ararm)』

ランダムに選んだ1人が斥候となり、警報を鳴らさずに回避に成功。「お前を連れて来て良かった」とますます調子に乗る一行だった。

 

 

一周目 

6部屋目 15 最終イベント 発生 1回目

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』 

 

聞いていたよりも早く『黄昏の騎士』の部屋に辿り着いた。確かにこのパーティーは運が良い様だ。

 

【氷槍】で削って1ラウンド目の主人公の両手槌のクリティカルで弱まった『黄昏の騎士』は呆気なく倒れた。狙い通り2人で魔法のお宝を見つけて一周目を終えた。

 

一周目

金貨155

【1】 『貫きの石弾(5個分)』(Bullet of Piercing

【3】 『換石の杖(3回)』(Staff of Replacement Stone

【6】 『ウォー・ドール』(War Doll

 

出現済みマップタイル 21,45, 54,66

 

兵士3,4 を剣士1,2と交代し、ウォー・ドールを経験点で起動。待望のロープを購入し、金貨30枚だけ持って残りは預けて潜る一行。

 

 

 

二周目

1部屋目 55 『カルネーの愛猫(Cat of Carne)』

広い部屋にネコの様な生き物が2匹まどろんでいる。前に入った冒険者達を食べ終えたばかりなのか【友好的】な様子なので素知らぬふりをして次の部屋へと急いだ。

 

二周目

2部屋目 14 『エール酒の大瓶』(Large Ale Bottle

 

エール酒の大瓶(6)』が置いてある部屋を見つける。誰の貯蔵庫だが知らないが有り難く持って行くことにした。

 

二周目

3部屋目 66,11 『カチカチになったチーズ』(Dried Cheese

チーズを一つ見つけた。

 

「今回は随分と食べ物を見つけるな」と言いながら主人公は生命点6, 魔術点6, 『換石の杖(3回)』、ロープ2、エール6、チーズ1 を持って4部屋目と向かった。

 

二周目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

3人の盗賊達が狭い部屋に待ち構えているのを見つけて不意打ちを回避すると【火球】を唱える主人公。サイコロ目3に魔術点6で盗賊3人が消し炭になって戦闘が終わった。

 

「旦那、魔術って怖いですね」あまりの威力に仲間達の主人公への態度が変わってきた。

 

金貨6 【6】 『ウォー・ドール』(War Doll)を見つける。斥候を連れてきてやはり正解だったと喜びながら主人公達は次へと進んだ。

 

二周目

5部屋目 21,22 『末裔(Descendant of Fish God)』

『末裔』2体と出会うが前の部屋の様子を見ていたらしく【友好的】だ。受け取ってくれと金貨21枚を得て次の部屋へと進んだ。

 

二周目

6部屋目 44 『選別の刃(Selection Blade)』

ランダムに選ぶとまた斥候になった。見事に【器用ロール】を決めてしたり顔だ。

 

二周目

7部屋目 33 『簡素な祭壇(Modest Altar)

剣士2が剣神から祝福を得て『黄昏の騎士』との戦いに備える。

「ここで我が神 エスパダのご加護が得られるとは決戦も近そうだな」と剣士達は警戒をしながら次お部屋へと進んだ。

 

二周目

8部屋目 36 最終イベントが発生 2回目

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』 

広い部屋でアンデットの様相で佇む『黄昏の騎士』が剣士2に語りかける「ふむ、剣神 エスパダ の加護を受けたのか。もっと強く成れる力を授けてやろうか?」と剣士2が【誘惑】されるが振り切る剣士2

 

0ラウンドで『換石の杖』の効果で部屋を小さくする主人公。しかし【火球】の呪文は1ラウンドに1点のダメージしか与えられない事を思い出す。「しまった焦ってはいけないな」と独り言を漏らした。

 

1ラウンド目、焦る主人公は【防御ロール】でファンブルして負傷するも、兵士1がクリティカルで無傷で近接攻撃へ。弓兵が武器を持ち替えている間に【氷槍】の呪文とウォー・ドールの攻撃が一つなんとか当たる。

 

2ラウンド目 兵士1がサイコロ目5を出すがそれでは『黄昏の騎士』の激しい一撃は受けきれない。

【氷槍】を受けて残り生命点2点になった『黄昏の騎士』に弓兵も加わって全員攻撃へ。剣士2人の【攻撃ロール】が成功して『黄昏の騎士』は倒れた。

 

「剣神エスパダの名を不用意に語るからだ。何度でも倒してやる。」と止めを刺した剣士2が息巻く中で主人公と斥候は金貨45枚しか見つけられずガッカリしながら地下迷宮を出る出口へと向かった。

 

 

二周目

出現済みマップタイル 11, 14,21,22, 33, 44,45, 54,55, 66

【6】 『ウォー・ドール』(War Doll 二体目

金貨 102 合計 金貨207

エール6 人型へワイロ 金貨1人分の支払いは必要

チーズ1 クリーチャーへのワイロ3回分

 

経験点を使ってウォー・ドール2 を起動

兵士1,2 と別れて魔術師1,2を雇用   金貨10

合計金貨197 預けた金貨137枚。

 

 

三週目は

主人公 生命点6、魔術点6に両手槌、板金鎧、『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨30枚。

従者 剣士1,2,1, 魔術師1,2, 斥候、ランタン持ち、(ウォー・ドール 1,2

で潜る一行。

 

「魔術師さん達が増えて物騒なパーティーになってきたな」と不思議な力に少し怯えながら斥候とランタン持ちはお互いに目線を交わしつつまだ出てくるクリーチャーを鎮めるために『黄昏の騎士』をまた倒しに潜って行った。

 

三週目

1部屋目 46  『毒ガス(Poison Gas)』

 

「毎回1部屋目は強いクリーチャーが出てきますけど今回は」と軽口を叩く斥候の表情が急に曇る。「ヤバい!毒ガスの罠だ!」

阿鼻叫喚で次の部屋へと我先に殺到する主人公達。

 

部屋を出て息をしているのは主人公と剣士2斬撃,弓兵1魔術師2だけだった。「斥候が優秀だと聞いて引き受けた仕事なんだが幸先が悪いなウォー・ドールがいるのが救いか」とぶつぶつ言う魔術師2がランタンを持って先の部屋へと向かった。

 

やはりローグライクハーフは油断出来ない。

 

三週目

2部屋目 54,55,56  『触手獣(Tentacle Beast)』

広い部屋に【敵対的】な『触手獣』が3体いる部屋へと入った。

 

0ラウンド目の主人公の【火球】でクリティカルを出して 6+6=12 で触手獣2体が倒れる(※クリティカルでサイコロもう一回振るのを忘れています)。そこへ弓兵が6642回クリティカルを出して『触手獣』は全滅。

 

金貨30枚を見つけて次へと警戒しながら進む。

 

三週目

3部屋目 62  『バンダースナッチBandersnatch)』

 

広い部屋に1体のバンダースナッチが舌舐めずりしながら待っていた。【ワイロ】として4個の食料を要求してきている。

 

相手がLv3  1体なので倒してしまう事にした主人公達は主人公が2回攻撃を受けて剣士21回攻撃を受ける体制で挑む。主人公と剣士2、ウォー・ドール2体の2回攻撃の猛攻で弓兵が武器を持ち替えている間に『バンダースナッチ』は倒れた。

 

 

三週目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

狭い部屋に5人の盗賊達が控えている詰め所に出てしまった。

【火球】と弓矢で3人を倒した後は主人公達の敵でもなく金貨25枚を見つけて『黄昏の騎士』の部屋へと急いだ。

 

三週目

5部屋目 16 『治療のポーション』(Healing Potion

「治療のポーション』を1本見つけた。まだ使う時ではないなと持ち物に加えて主人公達は先に進んだ。

 

三週目

6部屋目 42 『油の入った壷』

「危ない!」油の入った壺が魔術師2に向かって落ちてきた所を剣士2が【器用ロール】に成功して難を逃れた。「さすが技量点1持っているだけの事はあるな〜」と従者仲間に褒めらる剣士2。彼には剣神 エスパダの加護がまだ続いているのかもしれない。

 

三週目

7部屋目 61 『ラミアの戦輪使い(Lamian Slicer Thrower)』

 

狭い部屋でラミアが待ち構えていた。

 

0ラウンド ラミアの戦輪が弓兵1と魔術師2に襲い掛かり弓兵が死亡。【氷槍】で生命点を削るも弓兵の攻撃がないのが辛い。

 

1ラウンド目 ラミアの攻撃に剣士2が力尽きる。主人公と「ウォー・ドール』2体の猛攻で5回攻撃を当てる事に成功。ラミアは寂しげな笑顔を浮かべながら倒れた。ここを訪れた冒険者達の死骸が山積みになっている部屋で金貨20枚を見つけ、仲間を弔い、主人公は食事をして生命点を回復した。

 

「ついにランタン持ちの魔術師と2人きりとなってしまったか。お前は戦闘に参加しないで良いから命綱のランタンを頼んだよ。さあ、出口もきっと近いよ。」と疲れた顔をした主人公は先へと進んだ。

 

三週目

7部屋目 31 最終イベント発生  3回目

『黎明の魔術師セグラス(the Mage of the Dawn)』

『黄昏の騎士』のいるはずの狭い部屋に怒りの形相で年老いた魔術師が立っていた。「ワシの計画を邪魔する魔術師がいるとは残念な事だ。ここで死んでもらうぞ!」

 

主人公は生命点6、魔術点3、『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨88

魔術師2ランタン持ち, ウォー・ドール1,2 で挑む。

 

0ラウンド目 『セグラス』の【氷槍】開幕3連発に主人公は技術点を使った【魔術ロール】目標値6に対して 6+1,5+1,4+1  1発くらってしまうが主人公の【氷槍】も『セグラス』の生命点を奪う。

 

1ラウンド目 『セグラス』の【氷槍】をクリティカルで避けた主人公は【氷槍】を決めて『セグラス』を倒した。

 

ランタンを物陰から差し出して周囲を照らしていた魔術師2が恐る恐る出てきた。「ランタン持ちの役を買って出て良かったですよ。万全のチームと聞いて参加したパーティーも毒ガス部屋で人が減ってどうなる事かと思いましたが貴方の魔術のおかげで生き残れました。これで地下迷宮も大人しくなりますね。」と疲れ切った主人公へ労いの声を掛けて2人は【5】 『魔法の大盾』(Magical Knight Shield)を見つけて地下迷宮を後にした。

 

三週目

出現済みマップタイル 11, 14,16, 21,22, 33, 42, 44, 45, 46,  54,55,56,61, 62,  66

 

2, 1, 『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨88枚、『魔法の大盾』

 

6回目のローグライクハーフをクリア。

 

今回は捕虜を捕まえたかったが折角の【気絶】とロープは使う機会もなく終わりました。

 

弓兵外してもチート気味の強さかと思った編成でしたが1d6 のおかげで絶妙なドラマを今回も楽しめました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。