パンダはカワイイから仕方ない

マエダの趣味に関する話題のもろもろです。

ソロRPG 『RUNE』の様々な楽しみかた

ソウルライクのソロRPGRUNE』で様々な楽しみ方がされているためにここにまとめました。RUNE を遊ぶ時の参考になれば幸いです。

 

遊び方

オンラインの例

公式動画『RUNE Actual Play: Coral Rock Part 1』でVTTを使って遊び方が紹介されています。

https://gilarpgs.itch.io/rune

 

ユドナリュウムを使って「グリム・コースト」と『Realm Atlas』の6シナリオのプレイレポートはRUNEの公式PDF版(英語)を購入して遊んだ日本語レポート。

https://twitter.com/TRPG_gri7/status/1627138351701831680?s=20

 

オフライン(ミニチュア利用)の例

情景を活かしたダンジョン折り紙でRUNE

https://twitter.com/gayasugaya/status/1645771700431368192?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

外出先で手軽にダンジョン折り紙でRUNE

https://twitter.com/r6rz3hjv1dighlq/status/1652341444689158144?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

自作で盤面を作る例

折り畳み式の例https://twitter.com/gasfloryhobby/status/1629958537953648642?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

携帯し易そうな小型箱の例https://twitter.com/gilarpgs/status/1654676780123299840?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

スチレンボードの例https://twitter.com/warnuma82/status/1664119799960698881?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

タイルの例https://twitter.com/gayasugaya/status/1653037858918383616?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

https://twitter.com/hakkan_teioh/status/1646029959281135617?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

クロック管理に便利なカウンター付きの例https://twitter.com/ewi9ggnxloyx68g/status/1663575576177967106?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

プレイレポート

国内での例はTwitterで多数のプレイやペイント報告ツィートが上がっている。ここではカスタマイズして遊んでいる例をご紹介します。

 

装具として同行者を召喚して遊ぶ例 

https://twitter.com/gayasugaya/status/1658453802536816640?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

 

協力型ミニチュアゲームで遊んだ例

https://thmda.hatenadiary.jp/entry/rune_test

4人プレー、ネームドの敵を強くして6×6マスに拡張してダンジョン折り紙4枚を並べて遊んだ例。

ミニチュアゲームとして十分に楽しめました。

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。良き探索の旅の助けとなれば嬉しいです。

 

 

 

 

ソロRPG 「RUNE」を協力型ミニチュアゲームとして遊んでみる。(テストプレイ2023/04/30)

はじめに

RUNE』は海外発のダークソウルリスペクトのソロTRPGです。世界を統べる力の奪い合いによって散り散りに壊れて点在する「レルム」という空間はそれぞれに「RUNE(ルーン)」の力で存在を維持しています。ソロTRPGゲームマスターGM)は不要です。ゲームブックの様にプレイヤー1人で楽しむスタイルのTRPGです。GW に新しい遊びを探している方に丁度良い遊びとなれば嬉しいです。

 

RUNE』ではプレイヤーは「RUNE」を刻む能力を持つ「刻印者(こくいんもの)」としてレルムを訪れてRUNE を刻み写して自ら扱える力を増やす旅をしていくゲームです。

この記事では『RUNE』を協力型ミニチュアゲームとして遊ぶための情報をまとめています。

少ないミニチュアで遊べるのでミニチュアゲーム未体験の人にも試してもらえる機会とならば幸いです。

 

RUNEの入手方法

 

RUNE』の特長

  1. 小規模ミニチュアゲーム的なグリッドマップ戦闘
  2. 多様な世界が存在出来る世界設定
  3. 装備で難易度設定が出来る自由さ
  4. ソロTRPG として1人で楽しめるパズル性

 

2〜4までについて

ダークソウルリスペクトのゲームですからレルムの中では「死亡」はしません。ヘルスが尽きると「紋章(シギル)」という開始点に戻ってレルムの攻略を繰り返します。レルムのポイントを探索したり、戦闘に勝利する事で秘密が明らかになると「ロア(伝承)」の値が増えて途中のイベントをスキップしてレルムの「RUNE」を守護するルーンロードと対決をして勝利する事で「RUNE」を得ます。

 

この「レルム」と「ロア」、「ルーンロード」の攻略は7〜10ヶ所の「ポイント」でのイベントを処理する事で進みます。刻印者は成長をしません。刻印者が身に付ける2つの武器、1つの装具、1つのルーンの4つのアイテムが変化する事が刻印者の成長を意味します。

同じシナリオでもどんな装備で攻略するのかで難易度を変えられます。

 

レルムではポイントでポイントアクション(移動、戦闘、学習、調査、深層)をすると「レルムクロック」という時計が進みます。レルムクロックはゲーム内で昼と夜やイベントの発生・消滅条件を設定するのに使われています。このレルムクロックによってポイントの移動やアクションの実施タイミングの順番を考えるパズル性が戦闘だけではない楽しさを増やしています。

 

ミニチュアゲーム的な楽しみ方について

そして私が『RUNE』で気に入っているのが

  1. 小規模ミニチュアゲーム的なグリッドマップ戦闘

です。

4マス ×4マス (A1〜D4)の指定の場所に刻印者、敵、障害物を配置して、縦横に移動させて遊びます。

 

ここから先の解説は 『RUNE』を日本語訳するなど国内に積極的に紹介して下さっているN.S. Miniatures(@miniature_n)さんや私を各種ミニチュアゲームの世界に誘ってくださるJ☆Pコン(@JPMCU)さんと参加者の矢矧(@HMCZSP)さん、ゾノ氏(@z_simesaba)さんのご意見、アイデアをまとめたものになっています。ご協力ありがとうございます。

 

ダイスについて

RUNE』の戦闘では6面体のダイス(サイコロ)を通常は1〜2個振って出たダイスの目を使って行動を決めます。これにより移動したり、相手を攻撃したりと何をするのかパズルのように考える楽しさが生まれています。

 

TiPS

敵のミニチュアの横にヘルスの現在値を管理するためにダイスを置くと便利です。アクション用のダイスとヘルス用のダイスを同じ色にして、敵の数だけダイスの種類を用意すると敵のアクションを決める時はダイスのまとめ振りが出来て便利です。

[写真1]白、黒、赤、ピンクのダイスを使っている例。

ミニチュアの横はヘルスの値。ダイストレイの中はアクションのダイス。

 

[写真2]ネクロマンサーとスケルトンのカード 敵は指定がない限りは基本1d6のダイスを使う

 

[写真3]刻印者の例 刻印者はスタミナ2なので2d6 振って二つのダイスをバラバラか合計値を使う

 

ダイスの目によってどんな行動をするのか記載されているのが読めます。基本的な行動は移動、手傷(ダメージを与える)、ブロック(ダメージ軽減)が有ります。

 

 

戦闘グリッドについて

RUNE』では将棋の様に四角いグリッド(マス)の中にキャラクターを配置して戦闘をします。1つのマスに2体まで同時に入る事が出来ます。

ダンジョン折り紙 を使って2×2マスをRUNE』の1マスとして扱ってプレイすると同じマスに2体配置する時に手軽に操作出来ます。[写真1]参照

 

ダンジョン折り紙について

 

協力型ミニチュアゲームとしての遊び方

この遊び方は一例です。『RUNE』公式では遊ぶ人が楽しめる様に間違っていても構わないし自由にルールを決めて遊ぶ事を推奨しています。良いアイデアが有れば是非試して共有してください。

 

刻印者 4人の時(2023/04/30 テストプレイ時)

・前提: 一回集まってその場で一つのレルムを攻略する想定

     ・戦闘で繰り返しチャレンジしない、生き残ってクリアを目指すため戦闘の難易度を上げ過ぎない

・6×6マス(A1〜F6)の広さにする

・敵の数は増やさない

・戦闘におけるボスのヘルスを2倍にする

    ・刻印者3人は1.5倍、2人は1倍が良さそう

・戦闘にボスと別にネームド(サブボス)が1体いる場合にはサブボスは2体に増やす。サブボスのヘルスも2倍にする。

・戦闘の処理

      ・敵のアクションの決定はプレイヤーが持ち回りで敵のダイスをまとめ振りして、振ったプレイヤーが敵の移動を決める。

     ・刻印者の行動順はスタミナの数でダイスロールしたダイスの目の合計値が小さい順(同じ時は小さい出目が有る方)

     ・刻印者のステップは刻印者毎に移動と攻撃の処理をする

      ・攻撃の結果ヘルスが0になった敵は盤面から排除する(倒した刻印者へのダメージ処理は有り)

            ※ソロルール踏襲だと敵の攻撃と排除は全ての刻印者の行動が終了した時にするべきですが、倒した時の爽快感(&写真映え)に欠けるためテストプレイでは倒す事にした。

      ・「爆炎」の魔法は他の刻印者にダメージを与える

            ・薙ぎ払いなど物理攻撃はダメージにならない

             ※ 全刻印者で魔法使ってしまうと強過ぎると考えてこの制約を加えました。

    ・刻印者がヘルス0になったら、他の刻印者がヘルス2を減らしてヘルス1を与えて次のアクションに参加出来る。刻印者が全滅したら①紋章(シギル)に戻る。

 

テストプレイルール ここまで。

 

この遊び方で戦闘を試したところ丁度良い手応えでしたので、皆さんが試す時の目安となれば幸いです。

 

テストプレイで頂いた意見

テストプレイ時に出ていた意見は下記の通りです。ご自分達で遊ぶ際のルールの参加になれば幸いです。

・「暁のアミュレット」の回復を自分以外の刻印者に振り分け可能にしたい。

・墓石など6が出たら敵が湧き出てくる破壊可能なポイントを作ると緊張感が増えて良い。

・ヘルスの回復や共有は装具やルーンを増やして欲しい。レルム限定装備でも良い。

・ヘルス0で①紋章に戻るのは協力型シナリオでは避けて欲しい。集まった仲間と共有する時間は貴重なので繰り返しで時間を浪費したくない。

・協力型共通ルールは不要。シナリオに合わせてレルム限定ルールでも構わない。

 

その他

ルール関係

・日本語訳 「爆炎」に間合いの記載が有りますが間合いは無い。(日本語訳 購入者はご注意下さい)

・「爆炎」の6には敵の記載が有るが4,5には記載が無いので刻印者にもダメージを与えるのか?

     ・4,5も刻印者にはダメージを与えない。(公式に確認済み)

 

協力型関係

・刻印者1人毎に武器一つ、装具一つ付けらる従者を2人付けて3人操作も良いかと考えたが、戦闘グリッドを狭くした方が良いため、6×6マスの戦闘グリッドを優先して人数は増やさない方が良いとなった。

・シナリオを自作するならダンジョン折り紙で狭いレイアウトを使っても面白い。

・4人で刻印者毎に同じレイアウトでそれぞれに用意する。他の刻印者を助けるなどが出来るか試したが、予想通り協力プレイは生まれずそれぞれに相手を倒して終わりでした。[写真4]参照

・ダンジョン折り紙を4枚から2枚にしてみました。短時間で終了し、途中の戦闘ポイント向けに丁度良いサイズだった。特に爆炎魔法が仲間にダメージを与えるシーンが生まれたりと仲間にダメージ与えて良いか我慢して近接戦闘で倒すかと協力型ならではのやりとりが楽しかったです。[写真5]参照

 

[写真4]それぞれに配置した例

 

[写真5]4人でダンジョン折り紙2枚にした例

テストプレイの結果は以上です。

 

どんなミニチュアを用意すれば良いか知りたい方は下記を参照ください。

RUNE』のルールブックに付属のシナリオ 「グリムコースト」は以下の刻印者と敵が登場します。

レルムを探索する貴方の主人公

・刻印者 1体

・グール 最大1体

・スケルトン  最大3体 +ネクロマンサーの召喚分 最低4体

・狂信者 最大3体

・ねじくれた樹 最大 1体

・傭兵 最大 2体

・ネクロマンサー 最大1体(協力型は2体推奨)

・ロストナイト 1体 

・滅びし王(ルーンロード)第一形態 1体 守備強化系

・滅びし王(ルーンロード)第ニ形態 1体 守備なし中距離重攻撃系

 

RUNEのミニチュア例

あおい(@aoi_derbyana)さんのペイント例

https://twitter.com/aoi_derbyana/status/1651334095698558977?s=46&t=ottlhGbUBHofZZGSgj8dPw

Twitterで #RUNE #ミニチュアペイント で検索すると色々と見つかると思います。

 

RUNE を ミニチュア揃えて遊びたいけど沢山買うのは値段高いのでは?という方にこちらがおススメ。

アンデットセット
ケルトン10体、グール4体、ゾンビ3体
https://frostgravejp.thebase.in/items/2103570

こちらのショップに在庫あり

https://www.ring-tail.com/shop-description.php?La=J&ID=1441126754

 

狂信者 /5体
https://frostgravejp.thebase.in/items/19137456

兵士 1 /5体
https://frostgravejp.thebase.in/items/19137371

兵士 2 /5体
https://frostgravejp.thebase.in/items/19137421

 

 

手元に丁度良いミニチュアがない時は代用のミニチュアや人形に入れ替えても良いでしょう。

 

今回の記事はここまでです。手軽なミニチュアゲーム的に遊べる『RUNE』をソロや協力型で遊ぶ事に興味を持って頂ければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

正式版発売前の 「ローグライクハーフ」『黄昏の騎士』を 遊んでみた(狡猾な魔術師編)

 

ローグライクハーフ 詳しくはこちらの紹介をお読みください。

https://thmda.hatenadiary.jp/entry/2023/04/09/123523

 

ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』 /FT書房 作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ(発売前公開版)

ローグライクハーフ」基本ルール入手先URL。https://booth.pm/ja/items/4671946 

f:id:thmda:20230524081632p:image

2023/05/22発行 規約準拠 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_TOS.pdf

 

基本ルールは無料で公開が継続されていますが1stシナリオ『黄昏の騎士』は製品版の発売は夏ごろ。基本ルールの公開先で今も『黄昏の騎士』の発売前版(一本道モードのみ)が公開されています(2023/05/23時点)。

 

プレイ環境に関しては私はスマホでダイスアプリとGoogleスプレッドシートに記録を取りながら遊んでいます。

 

プレイログを読まれていて気になるルールの扱いが有るかもしれないのでローカルルールも記載しておきます。

 

ローカルルール

 

・ランタンの維持について

従者で戦わない有料の従者はランタンが持てる、戦う従者が持つ時は技量点-1で片手で扱える武器は使える。呪文の詠唱には影響はない。ランタンを持つ戦う従者はラウンドの開始時に戦闘に参加しないを選択出来る。0ラウンドで呪文を詠唱するには戦闘への参加が必要。戦闘に参加しない時は戦わない従者扱いとする。

 

・装備品について

スタート時に【武具創造】で身につけた装備による補正を加えた主人公の生命点を最大値として装備品の数を決める。装備品が失われた時はその時の生命点の最大値が適用される。

 

・宝物表について

戦闘をしない場合に【歓待】、【友好的】の時は協力を得る事で宝物表が振れる。【中立】では振れない。

 

これまで3人の主人公を紹介して色々と映えるシーンが生まれたのでミニチュアを使ってシーンの撮影もローグライクハーフの楽しみ方に加えたいと思っています。

 

 

 

さ それでは以下からネタバレとなるプレイログへと進みましょう。

 

 

------------------プレイログ【ネタバレ注意】までの合間----------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】----------------

 

キャラクター

 

今回の6人目の主人公は技量点1、残りを魔術点に全部注いだ魔術点8の魔法使い。【武具創造】で両手槌と板金鎧を着込んで生命点6、魔術点6で【攻撃ロール】+2、【防御ロール】+2で短期に勝負を決める狡猾そうな魔術師となりました。呪文は【気絶】【火球】【氷槍】【武具創造】。

 

従者は兵士4人、弓兵1人、斥候1人(ランタン持ち)、ランタン持ち1人。

 

斥候の【器用ロール】でお宝増量狙い、弓兵の先制攻撃頼みを止めて肉盾の兵士重視としました。

 

 

プレイログ

 

一周目 

1部屋目 66 『冥界の拷問人(Abyssal Torturer)』

 

地下迷宮の一部屋目にいきなり『デーモン』 族のLv7の強いクリーチャーが待っていて慌てる兵士達!

 

狡猾な魔術師はニヤリと「魔術点が高い時に出会えてラッキーだったな」と氷槍で生命点を削ってLv5に落とした所を弓兵が仕留めてLv4に。

クリーチャーからのプレッシャーが下がって攻撃回数も2回となって1ラウンドには倒してしまう。

「これは幸先良いっすね」と喜ぶ斥候と主人公は魔法のアイテム『換石の杖(3回)』と金貨25枚を見つけて次へと進んだ。

 

 

一周目 

2部屋目  21 『レラヴィリアの里人(Villagers of Relavilla)』

【歓待】を受けて斥候が語る武勇伝に期待を込めて地下迷宮を安全な棲家にして欲しいと金貨80枚を受け取り次の部屋へ。

 

一周目 

3部屋目 54 『低級死霊(Apprentice Reaper)』

 

突然の叫び声にも【幸運ロール】に成功した一行は冷静に狭い部屋を見渡すと3体の死霊がこちらへ襲い掛かってくる。

「みんな下がっていろ」と主人公が【火球】の呪文を唱えるとサイコロ4に魔術点5点で狭い部屋いっぱいに充満して丁度3体を焼き尽くしてみせた。

 

 

一周目 

4部屋目 中間イベント 『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

 

不意打ちに主人公と斥候が気付かず主人公は武器を盗まれてしまう。

 

敵が3人だったので主人公は兵士達に任せて【防御ロール】+22人の盗賊の攻撃を凌いで1ラウンドで倒す事が出来た。無事に武器も戻ってきて次へと進む準備をする一行。

 

「俺たち最強っすね!」と喜ぶ斥候、30枚づつ金貨を見つけてここまでで合計金貨155枚となってホクホク顔だ。

 

一周目 

5部屋目 45 『警報(Ararm)』

ランダムに選んだ1人が斥候となり、警報を鳴らさずに回避に成功。「お前を連れて来て良かった」とますます調子に乗る一行だった。

 

 

一周目 

6部屋目 15 最終イベント 発生 1回目

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』 

 

聞いていたよりも早く『黄昏の騎士』の部屋に辿り着いた。確かにこのパーティーは運が良い様だ。

 

【氷槍】で削って1ラウンド目の主人公の両手槌のクリティカルで弱まった『黄昏の騎士』は呆気なく倒れた。狙い通り2人で魔法のお宝を見つけて一周目を終えた。

 

一周目

金貨155

【1】 『貫きの石弾(5個分)』(Bullet of Piercing

【3】 『換石の杖(3回)』(Staff of Replacement Stone

【6】 『ウォー・ドール』(War Doll

 

出現済みマップタイル 21,45, 54,66

 

兵士3,4 を剣士1,2と交代し、ウォー・ドールを経験点で起動。待望のロープを購入し、金貨30枚だけ持って残りは預けて潜る一行。

 

 

 

二周目

1部屋目 55 『カルネーの愛猫(Cat of Carne)』

広い部屋にネコの様な生き物が2匹まどろんでいる。前に入った冒険者達を食べ終えたばかりなのか【友好的】な様子なので素知らぬふりをして次の部屋へと急いだ。

 

二周目

2部屋目 14 『エール酒の大瓶』(Large Ale Bottle

 

エール酒の大瓶(6)』が置いてある部屋を見つける。誰の貯蔵庫だが知らないが有り難く持って行くことにした。

 

二周目

3部屋目 66,11 『カチカチになったチーズ』(Dried Cheese

チーズを一つ見つけた。

 

「今回は随分と食べ物を見つけるな」と言いながら主人公は生命点6, 魔術点6, 『換石の杖(3回)』、ロープ2、エール6、チーズ1 を持って4部屋目と向かった。

 

二周目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

3人の盗賊達が狭い部屋に待ち構えているのを見つけて不意打ちを回避すると【火球】を唱える主人公。サイコロ目3に魔術点6で盗賊3人が消し炭になって戦闘が終わった。

 

「旦那、魔術って怖いですね」あまりの威力に仲間達の主人公への態度が変わってきた。

 

金貨6 【6】 『ウォー・ドール』(War Doll)を見つける。斥候を連れてきてやはり正解だったと喜びながら主人公達は次へと進んだ。

 

二周目

5部屋目 21,22 『末裔(Descendant of Fish God)』

『末裔』2体と出会うが前の部屋の様子を見ていたらしく【友好的】だ。受け取ってくれと金貨21枚を得て次の部屋へと進んだ。

 

二周目

6部屋目 44 『選別の刃(Selection Blade)』

ランダムに選ぶとまた斥候になった。見事に【器用ロール】を決めてしたり顔だ。

 

二周目

7部屋目 33 『簡素な祭壇(Modest Altar)

剣士2が剣神から祝福を得て『黄昏の騎士』との戦いに備える。

「ここで我が神 エスパダのご加護が得られるとは決戦も近そうだな」と剣士達は警戒をしながら次お部屋へと進んだ。

 

二周目

8部屋目 36 最終イベントが発生 2回目

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』 

広い部屋でアンデットの様相で佇む『黄昏の騎士』が剣士2に語りかける「ふむ、剣神 エスパダ の加護を受けたのか。もっと強く成れる力を授けてやろうか?」と剣士2が【誘惑】されるが振り切る剣士2

 

0ラウンドで『換石の杖』の効果で部屋を小さくする主人公。しかし【火球】の呪文は1ラウンドに1点のダメージしか与えられない事を思い出す。「しまった焦ってはいけないな」と独り言を漏らした。

 

1ラウンド目、焦る主人公は【防御ロール】でファンブルして負傷するも、兵士1がクリティカルで無傷で近接攻撃へ。弓兵が武器を持ち替えている間に【氷槍】の呪文とウォー・ドールの攻撃が一つなんとか当たる。

 

2ラウンド目 兵士1がサイコロ目5を出すがそれでは『黄昏の騎士』の激しい一撃は受けきれない。

【氷槍】を受けて残り生命点2点になった『黄昏の騎士』に弓兵も加わって全員攻撃へ。剣士2人の【攻撃ロール】が成功して『黄昏の騎士』は倒れた。

 

「剣神エスパダの名を不用意に語るからだ。何度でも倒してやる。」と止めを刺した剣士2が息巻く中で主人公と斥候は金貨45枚しか見つけられずガッカリしながら地下迷宮を出る出口へと向かった。

 

 

二周目

出現済みマップタイル 11, 14,21,22, 33, 44,45, 54,55, 66

【6】 『ウォー・ドール』(War Doll 二体目

金貨 102 合計 金貨207

エール6 人型へワイロ 金貨1人分の支払いは必要

チーズ1 クリーチャーへのワイロ3回分

 

経験点を使ってウォー・ドール2 を起動

兵士1,2 と別れて魔術師1,2を雇用   金貨10

合計金貨197 預けた金貨137枚。

 

 

三週目は

主人公 生命点6、魔術点6に両手槌、板金鎧、『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨30枚。

従者 剣士1,2,1, 魔術師1,2, 斥候、ランタン持ち、(ウォー・ドール 1,2

で潜る一行。

 

「魔術師さん達が増えて物騒なパーティーになってきたな」と不思議な力に少し怯えながら斥候とランタン持ちはお互いに目線を交わしつつまだ出てくるクリーチャーを鎮めるために『黄昏の騎士』をまた倒しに潜って行った。

 

三週目

1部屋目 46  『毒ガス(Poison Gas)』

 

「毎回1部屋目は強いクリーチャーが出てきますけど今回は」と軽口を叩く斥候の表情が急に曇る。「ヤバい!毒ガスの罠だ!」

阿鼻叫喚で次の部屋へと我先に殺到する主人公達。

 

部屋を出て息をしているのは主人公と剣士2斬撃,弓兵1魔術師2だけだった。「斥候が優秀だと聞いて引き受けた仕事なんだが幸先が悪いなウォー・ドールがいるのが救いか」とぶつぶつ言う魔術師2がランタンを持って先の部屋へと向かった。

 

やはりローグライクハーフは油断出来ない。

 

三週目

2部屋目 54,55,56  『触手獣(Tentacle Beast)』

広い部屋に【敵対的】な『触手獣』が3体いる部屋へと入った。

 

0ラウンド目の主人公の【火球】でクリティカルを出して 6+6=12 で触手獣2体が倒れる(※クリティカルでサイコロもう一回振るのを忘れています)。そこへ弓兵が6642回クリティカルを出して『触手獣』は全滅。

 

金貨30枚を見つけて次へと警戒しながら進む。

 

三週目

3部屋目 62  『バンダースナッチBandersnatch)』

 

広い部屋に1体のバンダースナッチが舌舐めずりしながら待っていた。【ワイロ】として4個の食料を要求してきている。

 

相手がLv3  1体なので倒してしまう事にした主人公達は主人公が2回攻撃を受けて剣士21回攻撃を受ける体制で挑む。主人公と剣士2、ウォー・ドール2体の2回攻撃の猛攻で弓兵が武器を持ち替えている間に『バンダースナッチ』は倒れた。

 

 

三週目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

狭い部屋に5人の盗賊達が控えている詰め所に出てしまった。

【火球】と弓矢で3人を倒した後は主人公達の敵でもなく金貨25枚を見つけて『黄昏の騎士』の部屋へと急いだ。

 

三週目

5部屋目 16 『治療のポーション』(Healing Potion

「治療のポーション』を1本見つけた。まだ使う時ではないなと持ち物に加えて主人公達は先に進んだ。

 

三週目

6部屋目 42 『油の入った壷』

「危ない!」油の入った壺が魔術師2に向かって落ちてきた所を剣士2が【器用ロール】に成功して難を逃れた。「さすが技量点1持っているだけの事はあるな〜」と従者仲間に褒めらる剣士2。彼には剣神 エスパダの加護がまだ続いているのかもしれない。

 

三週目

7部屋目 61 『ラミアの戦輪使い(Lamian Slicer Thrower)』

 

狭い部屋でラミアが待ち構えていた。

 

0ラウンド ラミアの戦輪が弓兵1と魔術師2に襲い掛かり弓兵が死亡。【氷槍】で生命点を削るも弓兵の攻撃がないのが辛い。

 

1ラウンド目 ラミアの攻撃に剣士2が力尽きる。主人公と「ウォー・ドール』2体の猛攻で5回攻撃を当てる事に成功。ラミアは寂しげな笑顔を浮かべながら倒れた。ここを訪れた冒険者達の死骸が山積みになっている部屋で金貨20枚を見つけ、仲間を弔い、主人公は食事をして生命点を回復した。

 

「ついにランタン持ちの魔術師と2人きりとなってしまったか。お前は戦闘に参加しないで良いから命綱のランタンを頼んだよ。さあ、出口もきっと近いよ。」と疲れた顔をした主人公は先へと進んだ。

 

三週目

7部屋目 31 最終イベント発生  3回目

『黎明の魔術師セグラス(the Mage of the Dawn)』

『黄昏の騎士』のいるはずの狭い部屋に怒りの形相で年老いた魔術師が立っていた。「ワシの計画を邪魔する魔術師がいるとは残念な事だ。ここで死んでもらうぞ!」

 

主人公は生命点6、魔術点3、『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨88

魔術師2ランタン持ち, ウォー・ドール1,2 で挑む。

 

0ラウンド目 『セグラス』の【氷槍】開幕3連発に主人公は技術点を使った【魔術ロール】目標値6に対して 6+1,5+1,4+1  1発くらってしまうが主人公の【氷槍】も『セグラス』の生命点を奪う。

 

1ラウンド目 『セグラス』の【氷槍】をクリティカルで避けた主人公は【氷槍】を決めて『セグラス』を倒した。

 

ランタンを物陰から差し出して周囲を照らしていた魔術師2が恐る恐る出てきた。「ランタン持ちの役を買って出て良かったですよ。万全のチームと聞いて参加したパーティーも毒ガス部屋で人が減ってどうなる事かと思いましたが貴方の魔術のおかげで生き残れました。これで地下迷宮も大人しくなりますね。」と疲れ切った主人公へ労いの声を掛けて2人は【5】 『魔法の大盾』(Magical Knight Shield)を見つけて地下迷宮を後にした。

 

三週目

出現済みマップタイル 11, 14,16, 21,22, 33, 42, 44, 45, 46,  54,55,56,61, 62,  66

 

2, 1, 『換石の杖(2回)』、ロープ2、エール6、チーズ1、金貨88枚、『魔法の大盾』

 

6回目のローグライクハーフをクリア。

 

今回は捕虜を捕まえたかったが折角の【気絶】とロープは使う機会もなく終わりました。

 

弓兵外してもチート気味の強さかと思った編成でしたが1d6 のおかげで絶妙なドラマを今回も楽しめました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

正式版発売前の 「ローグライクハーフ」『黄昏の騎士』を 遊んでみた(奇跡の信徒編)

 

はじめに

 

ローグライクハーフ の記事 2本目となります。

4人目を投稿したばかりでしたが、「ローグライクハーフ」は思わずシェアしたくなるドラマが生まれるシステムと魅力的なシナリオの文章が最高なので、もしも気になったら下記の記事にある基本ルールと『黄昏の騎士』シナリオに是非チャレンジしてみてもらえると嬉しいです。

 

ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』 /FT書房 作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ(発売前公開版)

ローグライクハーフ」基本ルール入手先URL。https://booth.pm/ja/items/4671946 

f:id:thmda:20230524082529p:image

2023/05/22発行 規約準拠 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_TOS.pdf 

 

 

基本ルールは無料で公開が継続されていますが1stシナリオ『黄昏の騎士』は製品版の発売は夏ごろ。基本ルールの公開先で今も『黄昏の騎士』の発売前版(一本道モードのみ)が公開されています(2023/05/23時点)。

 

ローグライクハーフについてはこちらの記事をご覧ください。

 

thmda.hatenadiary.jp

 

今回は主人公 5人目 奇跡を使った主人公のプレイログとなります。

 

今回のプレイログでも書いている振り返りの中でチェックしたところ私の手順に誤りがある事が判りました。

※飛び道具攻撃と呪文は0ラウンドで発生するので、飛び道具攻撃後の近接攻撃への武器の持ち替えを1ラウンド目に行って、2ラウンド目から近接攻撃に参加できると思われます。

このプレイログでは飛び道具攻撃を1ラウンド目にカウントしてしまい、3ラウンド目から近接攻撃に合流してしまっています。また0ラウンドの奇跡を唱えた主人公が1ラウンド目の近接攻撃に参加していませんでした。

 

 

前回同様にネタバレを含みますのでご注意ください。

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】までの合間----------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】----------------

プレイログ

 

主人公 5人目 技量点1,幸運点4点、奇跡は 【祝福】と【防衛】を選んで従者点9で兵士6人、ランタン持ち1人、金貨10枚を使って弓兵2人を連れた大所帯でスタートしました。

 

一周目

1部屋目 44 『選別の刃(Selection Blade)』

兵士5が器用ロールに成功して事なきをえて次の部屋へ。

 

一周目

2部屋目 22  『末裔(Descendant of Fish God)』

出現数2 反応はワイロで仲間を差し出せと要求してきたので、捕虜もいないことから戦闘が始まる。

弓兵の攻撃で末裔は1人死亡して、逃走して戦闘終了。

宝物金貨30枚を見つけて幸先が良い。

 

一周目

3部屋目 21 『レラヴィリアの里人(Villagers of Relavilla)』

出現数4、反応は歓待をしてくれて金貨1枚で主人公の信仰する神へお布施をもらい、次の部屋と向かった。

 

一周目

4部屋目 中間イベント 『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』 

出現数3

不意打ちされるも、盗難の器用ロールに3回成功して盗難は免れた。

弓兵の攻撃で盗賊1を倒したが、逆に兵士1も盗賊の刃に倒れる。

主人公と兵士3がクリティカルを出して、盗賊2,3を倒して宝物を探す一行。

金貨10枚を見つけて次の部屋へ。

 

一周目

5部屋目 62 『バンダースナッチ(Bandersnatch)』 

反応は敵対的

一瞬ひるんだ一行だが、0ラウンドで弓兵1の攻撃と弓兵2の2連続クリティカル+3発目の攻撃が当たり、バンダースナッチが逃走するところを戦闘が続けてしまい兵士2が死亡したのを見て、兵士4と6がとどめを刺して何とか倒した。

金貨10枚を見つけて次の部屋へ。

「おいおい、逃走する時は逃がして被害を抑えないとな...」と兵士達が主人公にアドバイスをして先へ先へ進む。

 

一周目

6部屋目 16 最終イベント 1回目

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』  

奇跡【防衛】で従者を護りつつ戦うがファンブルなどもあり、兵士3,4が倒れつつ5ラウンドかけてなんとか黄昏の騎士を倒して魔法の宝物が出ないかと物色をすると

【3】 『換石の杖』(Staff of Replacement Stone)

が見つかった。

 

魔法使い向けのアイテムだなと主人公は残念そうに地下迷宮から村へと戻って行った。

 

金貨41枚を得て、聖水1本と弓兵3人、斥候を雇い、経験点を従者点として10人のパーティーで潜る一行。今度は斥候もいるし、こんどこそよりよい宝物を得て帰るぞと期待に胸を膨らませて主人公達は地下迷宮へと向かった。

 

出現済みマップタイル 21,22,41,62

 

二周目

1部屋目 62, 63 『闇エルフの狙撃手(Dark Elf Archer)』 

闇エルフの不意打ち3回攻撃にランタン持ちと予備のランタン持ちの斥候、兵士1が倒れてしまう。

弓兵3がランタンを拾い上げようとするが、0ラウンドと1ラウンド目には間に合わない。

0ラウンド目に主人公は奇跡で従者に【防衛】を唱えるものの、判定ロールにー2のペナルティは大きく1ラウンド目に兵士2が闇エルフに屠られる。

2ラウンド目に弓兵3がランタンで照らした中でようやく【防衛】の加護も機能して闇エルフを兵士4、5がクリティカルの連撃で仕留めた。

 

「1部屋目から斥候が倒れてしまうとは...。今回の探索は宝物は期待できそうにないなな」と主人公はぼやきながら、唯一の出口の『黄昏の騎士』の部屋を目指すのであった。

 

金貨15枚を見つけて、金貨26枚に。

 

二周目

2部屋目 16 『治療のポーション(Healing Potion)』

治療ポーションを1本入手して先へと進む。

 

二周目

3部屋目 46 『毒ガス(Poison Gas)』

毒ガスに兵士3が倒れる。主人公の顔が歪む。今回は生きて帰れるだろうか?

 

主人公、兵士4、5、弓兵1,2、弓兵3(ランタン持ち)の6人は出発時の約半分まで減ってしまっている。「俺たちも逃走したいところだが、地下迷宮は『黄昏の騎士』を倒さないと出れないからな...、なんて仕事をひきうけちまったんだ」と兵士5が愚痴るも誰も返事をしない。

 

二周目

4部屋目 中間イベント 『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』

出現数5人 

主人公が不意打ちに気が付き、戦闘に入る一行。

0ラウンドの弓兵の攻撃でクリティカルが2回出て盗賊3人が死亡して、兵士たちの顔が明るくなる。そこに【防衛】の加護を得て勇んで兵士たちが突撃していく。

しかし、1ラウンド目に油断した兵士4が盗賊に倒され、乱戦模様に。

 

2ラウンド目に弓兵1と2が近接攻撃へと武器を交換している間(※本当は1ラウンド目で持ち替えて2ラウンド目から攻撃参加可能だった)に主人公が盗賊4を倒して、3ラウンド目に盗賊5も倒れる。

金貨5枚を得て、金貨31枚。「今回は随分とお宝が出てこないな」と何もかもがうまく行かない主人公達が先へ進んでいく。

 

主人公、兵士5、弓兵1,2、弓兵3(ランタン持ち)の5人となり、誰も口を開かない、早く『黄昏の騎士』の部屋を見つけようと全員が必死に周囲を観察している。

 

 

二周目

5部屋目 64 『ホブゴブリンの警備隊長(Hob-Goblin Captain)』 

反応 敵対的

なんてこった、こんな時にゴブリンの警備隊と出会ってしまうとは...。ゴブリン達は後ろに控える隊長のおかげでレベルが1つ上がるほど元気満々だ。

ホブゴブリンの隊長にゴブリンが4体。聞いていた警備隊の中では小規模な方だなと主人公が思っている間に弓兵12がホブゴブリンの体力をクリティカルで半分以下に削ってホブゴブリンが【逃走】してしまう。

ホブゴブリンがいなくなったゴブリンたちはLv4がLv3に戻ったところを主人公と兵士5がクリティカルも含めて2ラウンドで仕留めて一息ついた。

 

「勘弁してくださいよ、今度こそ死んだかと思いましたよ」と兵士5はまた愚痴る声もすでに諦めなのか妙に明るい。

 

宝物は金貨6枚を得て、合計金貨37枚に。

 

二周目

6部屋目 11 最終イベント 2回目が発生

『黄昏の騎士』がアンデットの【誘惑】で兵士5を寝返らせてしまう。

「あんたらと一緒にいても死ぬだけなんだよ!俺は黄昏の騎士さんに助けてもらうんだ。悪いけどここであんたら死ぬんだよ!」

 

0ラウンド目に弓兵12のクリティカルもあって、黄昏の騎士と兵士5にダメージを与える。「そいつに味方しても殺されるだけだって気が付いて欲しかったよ」クリティカルで兵士5を倒した弓兵2の目が涙に滲む。

奇跡で【防衛】を戦う従者は得て、弓兵1と2は近接攻撃に参加するために武器を持ち替え始める。

1ラウンド目、主人公と弓兵1が敵のターゲットとなり、弓兵1が倒されてしまう。

2ラウンド目、主人公がようやく近接攻撃に入れるが、弓兵2はようやく武器を持ち替え終わった(※本当は1ラウンド目で持ち替えて2ラウンド目から攻撃参加可能だった)。

「あんたは生きて帰れよ」と主人公の横で軽い武器を振るう弓兵2も4ラウンド目には倒れてしまう、弓兵3にランタンを持たせたまま主人公は6ラウンド目に【防衛】を自分へ唱えて消耗戦を覚悟する。

 

技量点1,鎖鎧の+1、【防衛】の+1と【防御ロール】で+3を得た主人公に『黄昏の騎士』の刃はファンブル以外では届かず、10ラウンド目にしてなんとか倒す事が出来た。

 

宝物を探すと

【1】 『貫きの石弾(5個分)』(Bullet of Piercing)

が見つかった。

 

「ここまで苦労してこれですかい...、死んだ連中が浮かばれませんね。とっとと縁起の悪いここから出ましょうや」とランタンを持った弓兵3が主人公の体を支えながら地下迷宮からの出口へと向かった。

 

金貨37枚

 

前回の探索で一緒になった弓兵3に「勘弁してくれ」と断れてしまい、弓兵3人に斥候を新たに雇いなおした主人公は魔法の『貫きの石弾(5個分)』を使うために、スリングを1つ買って念のためと弓兵3に預けた。

あいつと一緒に潜ると戻ってこれないと「死神」のあだ名が主人公についてしまったようだ。それでも地下迷宮のお宝を期待して人は集まってくる。皮肉なものだと思いながらこの地下迷宮を作った『黎明の魔術師セグラス』を探してまた潜る事にした。

 

出現済みマップタイル: 16,21,22,41,46,62,63,64

 

三周目

1部屋目 33 『簡素な祭壇(Modest Altar)』        

主人公は神に祈って判定ロールにこの冒険で1度だけ+1出来る恩恵を受けた。今回は幸先がいい。

 

三周目

2部屋目 54 『低級死霊(Apprentice Reaper)』

出現数4 反応 ワイロ

さまよっている死霊と戦うよりはと死者の魂を沈めるために主人公は生命点4点差し出して、通してもらう事を選んだ。

食事2回分をガッツリと食べて生命点を4点回復した主人公は先を急いだ。

 

三周目

3部屋目 45 『警報(Ararm)』

兵士2が警報を鳴らしてしまうが、弱いクリーチャーは出てこなかった。

 

三周目

4部屋目 中間イベント 

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』

出現数2

不意打ちを斥候が見つけて事なきを得る。

二人の盗賊を弓兵123で倒して宝物を漁ると魔法の宝物

【1】 『貫きの石弾(5個分)』(Bullet of Piercing)

を見つける。

 

「今回はなかなか順調だぞ」と主人公が喜びながら更に魔法の宝物に期待して先へと進む。

 

三周目

5部屋目 65 『ウォー・ジェスター(War Jester)』

反応 ワイロ 

やばい奴がいる!噂に聞いた熟練の傭兵 ウォー・ジェスターだ!

「判ったよ、これで手を打ってくれないかい?」と見つけたばかりの『貫きの石弾(5個分)』を差し出すとウォー・ジェスターはしたり顔で「『死神』ってお前さんだろう。俺が手を下さなくても今回はくたばるんだろうからこれで手を打ってやるよ」とウォー・ジェスターの笑い声が部屋を出ていく主人公達の背後に響いていた。

 

「今回は仲間も倒れていない、なんとか魔法のお宝を見つけないとな...」主人公は無口な従者達の響く足音のプレッシャーに耐えながら先を急いでいた。

 

三周目

6部屋目 42 『油の入った壷』

斥候目掛けて油が入った壷が落ちてきた!「おいおい物騒だな~」と斥候は器用ロール成功してひらりと壷をかわした。

 

三周目

7部屋目 13 最終イベント 3回目が発生

『黎明の魔術師セグラス(the Mage of the Dawn)』 

 

0ラウンド 主人公側が先に攻撃できるタイミング

弓兵1がクリティカル3連続を出して主人公達に語り掛けようとするセグラスを一気に倒してしまった。

 

「おいおい、マジかよ...。」驚く主人公に「『死神』と呼ばれ、俺たちのために死霊やウォー・ジェスターに屈辱的な思いをして生かしてくれたお礼だよ」と弓兵123がにやりと笑った。

 

斥候が金貨18枚見つけている中で、主人公は

【5】 『魔法の大盾』(Magical Knight Shield)

を見つけて溜飲を下げて、『死神』のあだ名を払しょくするために一人の死者も出さずに仲間達と地下迷宮を出ていくのであった。

 

主人公 5人目は全滅するかと思いましたが、なんとか持ち直す事が出来ました。

 

出現済みマップタイル :16,21,22,33,41,45,46,53,54,62,63,64,65

と13タイル中40番台以上が9タイルとシビアなサイコロ目でした。

 

思わずこの記事を書きたくなった気持ちが伝われば幸いです。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正式版発売前の 「ローグライクハーフ」『黄昏の騎士』を 遊んでみた(脳筋魔法使い編)

 

はじめに

FT書房さんの「ローグライクハーフ」の1stシナリオ『黄昏の騎士』を遊んだのでご紹介します。

 

 

ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』 /FT書房 作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ(発売前公開版)

ローグライクハーフ」基本ルール入手先URL。https://booth.pm/ja/items/4671946

f:id:thmda:20230524081632p:image

2023/05/22発行 規約準拠 https://ftbooks.xyz/ftnews/gamebook/RogueLikeHalf_TOS.pdf

 

2023年5月13日時点で下記が提供されています。

販売予定のシナリオ『黄昏の騎士』が無料で公開されています。

 

無料ダウンロード
ローグライクハーフ_基本ルール_ver.4.5
.pdf
混沌迷宮の試練_魔法の宝物表.pdf
ローグライクハーフ_黄昏の騎士_ver.4.6.pdf
冒険記録紙_ver.1.2.pdf
サンプルキャラクターver.1.2.pdf
冒険記録紙作成の流れ_ver.1.1.pdf
全体の流れ_ver.1.1.pdf

 

ローグライクハーフは主人公が従者を7〜10人連れてマップを攻略するゲームです。ルールやシナリオを読むためのWebブラウザと6面体サイコロ 1つとメモ出来る環境が有れば遊べます。私は一本道モードを通勤電車の中でスマホ使って遊んでいます。なお、『黄昏の騎士』はまだ正式版のリリース前で黄昏の騎士は一本道モードで遊ぶ事になります。

ローグライク」の名前の通り、何度もダンジョンへ挑んで学んだ経験から自分好みの主人公や従者のビルドを楽しむゲームです。従者の多くは生命点1点で攻撃が当たれば死亡する肉の盾ですからパーティーとして愛着が湧くメンバー構成で遊びたい方には向かないかもしれません。難攻不落のエリアを多様な人々が命がけで挑む姿を楽しむのが好きな方にとっては楽しいでしょう。

 

ここではその冒険の過程を紹介しますのである意味「ネタバレ」となりますからご自分で攻略を楽しまみたい方はここから先は読まずに「ローグライクハーフ」を遊んでみてください。上記のリンクは閲覧期間が2週間のため、閲覧期間終了後にこの記事を読んだ方はFT書房さんで正式版の発売をご確認ください。

 

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】までの合間----------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------------------プレイログ【ネタバレ注意】----------------

 

キャラクターについて

今回ご紹介するのは主人公は4人目。黄昏の騎士一周目を3回遊んでいよいよ三周に挑むために作成したキャラクターです。

 

4人目の冒険のお話の前に、先人たちの振り返りにお付き合いください。1人目はお宝目当てで器用点を上げても意外と使わず戦闘では射撃の度に【器用ロール】で器用点が減ってしまう上に主人公が相手の攻撃回数の半分を引き受けるルールのため大勢の敵と出会い主人公がすり潰されてしまいました。2人目は技量点を最大値まで上げて幸運点を選んで体力が高まる装備を充実させたところバランスよく攻略出来て技量点MAXと装備による1点の能力値補正の大切さが判りました。3人目では技量点はMAXにしないで魔術点で武具創造して装備による能力値補正を上手く使う事を試して幸運点と同じ装備にした所、技量点1少ないだけで火力不足が深刻だった事から今回の4人目のビルドとなりました。

1人目の時に【器用ロール】をする時に技量点を使うのか、器用点を使うのか選べる事に気がついていなかったので次回はすり潰されない展開も期待出来ると思います。

 

今回の4人目の主人公は技量点1, 魔術点6で【武具創造】【速撃】【氷槍】を学んで両手武器と板金鎧を着て残りの魔術点4点使って速撃呪文で相手を先行して倒す魔法が使える力押し戦士が誕生しました。

従者は一周目は7人、兵士4人、弓兵2人、ランタン持ち1人。所持金は弓兵雇って金貨0枚。

 

ローカルルールとしてランタン持ち以外の従者が戦闘中に片手にランタンを持って参加する時は【攻撃ロール】が-1 となり、戦闘に参加しない無料の従者でランタンを持てるのはランタン持ちに限定としました。

 

以下、記録のダイジェストです。

 

※今回のログでは弓兵が弓攻撃した次のラウンドから近接戦闘に参加していますが、これは誤りです。

武器の持ち替えで1ラウンド消費するため、3ラウンド目から近接戦闘に参加が正しいです。

 

冒険者 4人目プレイログ

 

一周目 

1部屋目 21 『レラヴィリアの里人(Villagers of Relavilla)』

村が滅んでしまい、地下迷宮に逃げ込んで生活をしている人々と遭遇。

反応 歓待 、里人たちは地下迷宮の危険な存在を倒してくれるという主人公たち一行に期待をして金貨30枚の宝を分けてくれた。

 

一周目 

2部屋目 42 『油の入った壷』

1d8で選ばれた兵士2が【器用ロール】 目標値3に成功し、事なきをえる。

 

一周目

3部屋目 65 『ウォー・ジェスター(War Jester)』

傭兵 ウォー・ジェスターが巡回しているところに出くわしてしまう。どうみても相手は剣術に長けた熟練の傭兵だ。主人公は迷わず【速撃】を唱える。

弓兵の先制攻撃は相手が巧みで避けられてしまったが、兵士1,2,3が「5」を連続で出して相手が2回攻撃を繰り出す前に倒す事が出来た。

「だんなの速撃のおかげですね」と兵士たちは熟練の傭兵を連撃で倒した手応えにご満悦の様子だった。

金貨9枚を見つけて先へ進む。

※ウォー・ジェスターは魔法以外のダメージが入る時には1d6の追加の回避判定が有るのをこの時は忘れていました。

 

一周目

4部屋目 中間イベント(一本道ルート による強制発生)

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』

盗賊たちの不意打ちに【器用ロール】に「5+1」で成功し、不意打ちを回避。

出現数が2人だったので、【速撃】を使わずに倒すことに。

弓兵の先制攻撃があたり、盗賊1が死亡、2はひるまずに襲ってくる。

主人公が防御で「1」のファンブルで盗賊2から1点の傷を負ったが、その次の攻撃で「6」クリティカルを出して盗賊たちが守っていたエリアを攻略した。

金貨30枚が見つかり、これはやめられないなと喜んで一行は先に進んでいった。

 

一周目

5部屋目 44 『選別の刃(Selection Blade)』

1d8で選ばれた兵士2が【器用ロール】 目標値4にクリティカルで成功し、事なきをえる。

 

一周目

6部屋目 51 『ゴブリンの突撃兵(Goblin Assalt)』

爆弾を体に巻き付けたゴブリンが突撃してくる!近接戦闘は出来ないので弓兵2人が慌てて攻撃するが二人ともファンブル!主人公が魔術点3から【氷槍】で仕留めて爆発を防ぐことが出来た。

 

一周目

7部屋目 17が出て、最終イベント1回目へ

『黄昏の騎士(the Knight of the Twilight)』

板金鎧を着た巨躯の黄昏の騎士が立っている。こいつを倒せば迷宮は静かになるはずだ。

レラヴィリアの里人達からも頼まれているしな」と口々に言いながら武器を構える一行。

主人公が魔術点2から【速撃】を唱えた発動を合図に一気に襲いかっていく。

1ラウンド目は主人公と兵士4人の猛攻で黄昏の騎士へ2ダメージを与えたが、敵の2回攻撃にそれぞれ主人公が傷つき、兵士1が死亡する。

2ラウンド目は弓兵2人も近接攻撃に加わり、6人で襲い掛かるもサイコロ目が低く苦戦、防御でクリティカルを2連続で出して拮抗した攻防が続く。

3ラウンド目に主人公がクリティカルともう一撃を入れることに成功、残り5人の兵士は当たらずに板金鎧の硬さに泣き言を言った兵士2に攻撃が当たり死亡。

4ラウンド目に再び主人公がクリティカルともう一撃を入れて黄昏の騎士をようやく倒す事が出来た。

 

部屋を物色するも宝物は金貨8枚しか見つからず、これが本当に「黄昏の騎士」だったのかと訝しみながら合計77枚の金貨を持って主人公達は地上へと戻っていった。

 

一周目 出現マップタイル番号:21,42,65,44,51,

 

主人公は新たに得た経験点1を従者点に使う。金貨を大量に得たので弓兵3人目を雇い、宝物を得る機会を増やすためにランタン持ちを解雇して雇った斥候にランタンを持たせる事にした。

また余裕が出来たので聖水と治療ポーションを購入して、再びあの「黄昏の騎士」を目指すぞと主人公達は総勢9人で迷宮に向かった。

 

 

二周目

1部屋目 15 『迷宮の地図』(Dungeon Map)

ダンジョンの地図を手に入れる。一本道ルートでは使い道がない。

 

二周目

2部屋目 31 『トラップの仕掛けられた宝箱(Treasure Chest with Trap)』

【器用ロール】目標値4。斥候がしたり顔しながら見事に開けて見せるが金貨は1枚しか入っていなかった。

「前回は羽振りが良かったと聞いていたけど違うじゃねえか」と愚痴る斥候。

 

二周目

3部屋目 45  『警報(Ararm)』

1d10でランダムに選んだ主人公がウッカリ警報を鳴らしてしまう。弱いクリーチャーは弓兵3人の前に瞬殺されて事なきを得たが、この警報により次の部屋の10の位が5に固定され、強いクリーチャーとの対峙が待ち受けている。

 

二周目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』

今回も盗賊たちの不意打ちに主人公と斥候二人とも気が付いて返り討ちに。

出現数が5人と増えて今回は大所帯を相手にすることになった。

【速撃】で先行するも1ラウンド目は弓兵も兵士も振るわず盗賊1と兵士1が死亡。

2ラウンド目に盗賊234を倒すが、盗賊5に主人公がファンブルして傷を負う。

3ラウンド目に弓兵が盗賊5を倒して決着が着いた。

宝物表の【器用ロール】を主人公と斥候が振って金貨36枚を見つけてご満悦の一行。

兵士1を弔い、主人公は食事をして生命点を回復させると次へと向かった。

 

二周目

5部屋目 55 『カルネーの愛猫(Cat of Carne)』

警報の影響で強いクリーチャーに見える怪しい猫が続く部屋では待っていた!

しかし盗賊達との戦闘で出た盗賊の死体の方へ興味が湧いているのか友好的な態度で部屋を入れ替わった。

 

二周目

6部屋目 12 最終イベント2回目へ

黄昏の騎士と2回目の対峙。やつはアンデットのようで前回倒した時と同じように見えると油断していると斥候が相手の誘惑を受けて苦しんでいるが、【魔術ロール】目標値4をなんとかクリアして正気を保つことが出来た。ランタン持ちがいなくなったら大ピンチとなるところだった。

【速撃】を唱えたのち、2ラウンド目からは弓兵も加わり、敵の攻撃に主人公が傷つくものの従者はクリティカルで相手の攻撃を避けて4ラウンド目に倒す事が出来た。

斥候も参加したおかげで今回は魔法の宝物2つを得て一行は迷宮から出る事にした。

【1】 『貫きの石弾(5個分)』(Bullet of Piercing)
【3】 『換石の杖(3回分)』(Staff of Replacement Stone)

 

二周目 までの出現マップタイル番号:15,21,31, 42,45, 65,44,51,55

 

主人公は経験点を従者点に使用して、再びランタン持ちを雇った。これで総勢10人のパーティーと育ってきた。

『黄昏の騎士』を2回も倒したのに地下迷宮から出てくるクリーチャー達が後を絶たないと連絡が入り、三周目に挑むことになった。やはり地下迷宮を作った「魔術師セグラス」を倒さないとならないようだ。

 

 

三周目

1部屋目 55, 56 『触手獣(Tentacle Beast)』

サイコロ目で55が出て56へ繰り上げ。

この地下迷宮が厄介なのは強いクリーチャーが入口近くにも徘徊している事だ。これまで運よく強いクリーチャーと会っても回避出来ていたが今回は戦う必要がありそうだ。

反応は敵対的で出現数は5体。3体倒せば相手は【逃走】する。

1ラウンド目、弓兵3人がクリティカル含めてサイコロ目が良く、4体仕留めたので序盤で【氷槍】を使うこともなくこの終わらせる事が出来た。

主人公と斥候で合わせて89枚の金貨を見つけ、手持ちの金貨は95枚と増えた。

 

三周目

2部屋目 41 『投げ槍(Spear Thrower)』

ランダムで選ばれた兵士2が投げ槍の直撃を受けて死亡、兵士3が俺が2番目になるのかよと心配そうな顔をしながら弔った後に隊列を整えた。

 

三周目

3部屋目 54 『低級死霊(Apprentice Reaper)』

出現数2体、反応は【ワイロ】を要求してくる。主人公が生命点をそれぞれ1点与えて相手は満足げに次の部屋へと道を空けてくれた。

 

三周目

4部屋目 中間イベント

『真夜中の盗賊たち(the Midnight Rogues)』

出現数3

今回も不意打ちは主人公、斥候共に気が付いて回避し、【速撃】から1ラウンド目に全員を倒して宝物を探すと魔法の宝物があるようだ。

金貨55枚を見つけて全部で150枚まで増えてホクホク顔の斥候をよそに主人公は経験点で発動する魔法道具を見つける。

【6】 『ウォー・ドール』(War Doll)を見つける。

 

ローカルルールで従者点1点を減らすことで経験点を消費とみなして『ウォー・ドール』を起動できるとした。

 

亡くなった兵士2の枠を使って地下迷宮に仲間を置き去りにすることもなく、主人公はワクワクしながら『ウォー・ドール』の起動に成功して、斥候やランタン持ちを護るための後づめを任せ、必要な時に戦闘に参加させる事にした。

 

三周目

5部屋目 15,16 『治療のポーション』(Healing Potion)

治療ポーションを得る

 

三周目

6部屋目 25 『ホブゴブリン(Hob-Goblin)』

出現数6 反応5 【情報】

6体のホブゴブリンに一瞬ひるむが、相手は主人公が『ウォー・ドール』を従えているのを見て、『黄昏の騎士』を何度も倒している噂の一行だと気が付く。

『黄昏の騎士』への最短ルートを教える代わりに彼らを逃がす約束をして、次は8部屋目となる。

 

三周目

7+1部屋目 45,46 『毒ガス(Poison Gas)』

「あいつらに騙されたか?」ホブゴブリン達に教えられた道を進むとそこは毒ガスの罠がある部屋だった。【器用ロール】目標値3に失敗した兵士4は死亡、弔うこともできずに急いで部屋を出る一行。

 

三周目

8+1部屋目 46,51,52  『巨大ネズミ(Giant Rats)』

※46, 51 が既出のため、繰り上がって52へ

出現数10体 反応 【逃走】

弱いクリーチャーとはいえ、10体もの巨大ネズミに驚いたが、驚いたのは相手も一緒だったようだ。毒ガスの臭いが残っていたのかアッという間に逃げて行ってしまった。

ホブゴブリン達が言うほど『黄昏の騎士』の部屋が近くない。本当にこの道なのかと心配になりながら主人公達は先へ進んだ。

 

三周目

9+1部屋目 14 最終イベント 3回目へ

ようやく見覚えのある、『黄昏の騎士』の部屋のドアを見つけた。そっと中へ入ると今回は『黄昏の騎士』がいない。

『黎明の魔術師セグラス(the Mage of the Dawn)』 が判っているぞという顔をしてこちらを見ていた。

こちらで戦闘に参加できるのは主人公と弓兵3人と兵士1と3とウォー・ドールの総勢7人。

 

1ラウンド目 迷わず速撃を唱える主人公。セグラスは兵士の集団に【気絶】を唱え、兵士集団は4で兵士1が気絶してしまう。

続いて弓の攻撃で弓兵3がクリティカルで手傷を負わせ、主人公の近接攻撃とウォー・ドールの2回攻撃の1回がセグラスに当たり、セグラスは自ら収集した『ウォー・ドール』へ命令を上書きをする事が叶わず倒れてしまった。

 

兵士1が気絶から回復している間に斥候は抜け目なく、宝物を探し始め主人公とともに魔法の宝物と金貨35枚を見つける事が出来た。これで金貨は185枚。

【4】 『看破の片眼鏡』(Searching Monocle)を見つける。

 

聖フランチェスコ市へと主人公は戻って『黎明の魔術師セグラス』の地下迷宮を開放したことを報告するとともに、『黎明の魔術師セグラス』が生命点3点しかなかったことに本当にあれが有名な魔術師本人だったのかは判らないと役人に伝えた。

 

魔法道具は自分のものとして、金貨の報酬の一部を生き残った仲間に分け与えてこの冒険は幕を閉じる。

 

以上

 

ローグライクハーフ」 1st シナリオ『黄昏の騎士』プレリリース版 一本道モードのプレイレポートは以上です。

 

次は奇跡を使うキャラクターや魔術師を雇うなども試してみたいと思っています。

 

1d6 で6が出れば、攻撃が当たる、防御に成功するので従者増やしてとにかくサイコロを振る回数を増やすのが 「ローグライクハーフ」の攻略方法かなと思いました。

 

手軽になんども楽しめるのでソロTRPGローグライクハーフ」の正式版の発売が待たれます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。